記憶にとどめることがスタート地点”Put”
とある講演会が終わった後でのこと。
ありがとうございました。
せっかくなので、感想を数名の方に伺いたいのですが、
本日はいかがでしたか?
講師を務める時には、よくこんな質問をします。
回答は抽象的な内容が多く、具体性や自らに振り返りをした感想などを伝えてくれる方は少ないです。
どうしてこんな質問をするのか、理由は単純で相手の意欲を読み取り、
自分の話に時間を使ってくれた人がどんな意識で聞いているか折角なら興味があるからです。
さて、本題に。
せっかく仕入れた情報を右から左へ流れていってませんか?
この場合、情報を仕入れる(聞く・見るなどのアクション)がメインとなってしまい自己満足で終わってしまいます。
これをこのページでは” 情報をInしただけ “と表現をします。
自分の頭に情報を残すためには”In”をしただけではすぐに記憶は漏れ始めてしまいます。
ここで重要なのは、自分の記憶に残すための仕入れた” 情報をPut (置く) “作業が重要になります。
先に、結論からあげてしまうと、インプットの情報を置く作業の手段としてはアウトプットとなります。
アウトプットという手段を前提に情報を仕入れることで、相手に説明をしたり、メモの精度を向上させる必要があったりなど、必然的に、仕入れる情報の精度・まとめ方が向上してそれに紐づいた形でインプットが成立します。
本物のInputは自己満足で終わらせず自己成長に繋げましょう。
インプットとアウトプットはセットで。
インプットする時になりがちなのは、アクションすることが目的になってしまうことです。
上述した様に” 情報をInしただけ “になりがちで、もちろん情報を仕入れるだけでもポジティブにとても良いことなのですがこのアクションにもう” +α “を付け加えることで自分にとってメリットがグンと大きくなります。
その方法は、表題の通りアウトプットを前提でインプットに取り組んでみてください。
参考書や自己成長の本を読んだ時、Youtubeで勉強をしたり、講義を受けたり、業務中の会議などインプットの手段は広く様々ですが、インプットの際に共通する重要事項はアウトプットを前提にすることです。
例えば、
- 会話で共有をしてみる。
- メモをとる。
会話だと相手が同調し頷いてくれていれば伝わっているし、もし思い出せずうまく伝えれない部分があっても、振り返ってもう一度、インプットを行えばより深く理解できるのはないでしょうか。
ここで重要なのは、アウトプットできなかったならば、インプットができていないに紐づいてしまうことです。
よって、インプットとアウトプットは表裏一体なわけでもあります。